free web hopeで広告運用を担当しています小山内祐介です。
このコラムを執筆している間に新卒1年目がちょうど終わりました。
今回は、新卒入社から1年経った自分の立場で、1年目で感じた壁についてお話ししようと思います。
この記事を読んでいる就活生の方や新入社員の方でも同じ方はいるのではないかと思います。
そんな僕がどんな壁にあたり、どうやって乗り越えたのかが誰かの壁を乗り越えるきっかけになればと嬉しいです。
自分に期待していた入社前
まず、入社前に僕が思い描いていた1年目についてお話ししようと思います。
社会に出ることにワクワクしている人もいれば、不安で仕方ない人などそれぞれだと思います。
僕の場合、社会に出ることへの不安よりも、自分に期待し仕事を楽しみな気持ちが大きかったです。
そんな僕がどんなことに期待して楽しみだったのかと言うと、
自分なら愚直に努力すれば結果が出せるだろうという期待です。
僕は、4歳からサッカーをはじめ、16年間続けていた経験があり、楽しいことよりも辛いことの方が多かったです。
ただ圧倒的な才能がなくても、愚直に努力を続けたことで満足のいく結果を残すことはできました。
この経験から、仕事でも愚直に努力を継続すれば、自ずと結果を出せるようになるだろうと期待していました。
そして4月、期待を胸に入社。
そこでタイトルにもあるように想像以上の壁にぶち当たりました。
ぶち当たった壁
それは、サッカーのように我慢して、愚直にやり続けるだけでは結果が出ないということです。
部活では、基本的に監督・コーチに言われたことをこなせば自ずと成長して、結果が出せるようになっていきます。
fwhに入社した当初は、まだきっちりした教育システムはなく、OJTで現場でどんどん経験して学ぶ形式でした。
先輩から任されたことをやって、少しずつ自分ができることを増やしていきました。
「少しずつできることを増やす」という点において「愚直にやり続ける」ことは有効だと思っています。
実際に、成長に繋がり仕事が面白くなってきてもいました。
しかし、とある広告運用で、それでは限界があるということに気づきました。
クライアント様の広告運用成果を分析する際に、ミクロな視点の分析に終始していたため、社内の先輩から強烈なダメ出しを受けたのです。
クライアントの本来の目的を考える視点が抜けていました。
気合と根性では解決できない壁
ずっと、体育会系にいたのなら、気合と根性でどうにかしろと思う人もいると思いますが、「気合と根性だけ」では何も解決できませんでした。
何事も一定数の気合と根性は必要だと思いますが、それだけでどうにかなるほど甘くなかったと今、振り返っても思います。
僕が壁を超えるために行ったのは「考え方と行動」を少し変えることでした。
この壁を乗り越えられたのはタスクの意味や目的、前後の関連を理解するように意識を変えたことです。
この時、課題だったのは作業をしているだけで「目的」「ゴール」が何かを見失っていたことでした。
目的を見失うとただ作業ができるだけの作業者にしかなれず、1人で仕事ができるようにはいつまで経ってもなれません。
当時の自分に任された仕事は、何か目的やゴールがあった時にそれを細分化して必要なプロセスの一部でした。
この大元の部分を理解するようにするだけでタスクの解像度がかなり変わります。
解像度が低いとただこなすだけで自分の中に資産、知識として残りません。
ただの作業者から次のステップにいけたのはこの考えを持てたからだと思っています。
まだ、壁を乗り越えている途中だとは思っていますが、こうして日々、頑張っています。
それでもまだまだ、自分の力不足を実感することは毎日のように起こります。
クライアントからすれば新卒であろうが、中途であろうが「広告代理店の社員=広告のプロ」として意見を求められますし、自分たちはそんなクライアントからの期待を超えることが仕事です。
クライアントの成果に貢献できなかったり、社内でも通用しなかったり、力不足を感じる場面は多々あります。
それでもこれは、プレッシャーでもあり、やりがいでもあると思っているのでどんな壁もその都度、乗り越えていきたいと思っています。
最後に
みなさん、状況は違えど、今の状況を打破できるのは自分の「考え方と行動」を変えることが一番効果的だと思っています。
実際に僕はそうして壁を乗り越え、次の壁も乗り越えようと頑張っています。
今回は、僕がぶち当たった壁と僕なりの乗り越え方をご紹介しました。
皆さんにその時がきた時に少し考え方と行動を変えるきっかけになれば嬉しく思います。