こんにちは、free web hope（以下fwh）22年新卒入社の檜山です。
2021年4月に内定をもらい、早くも1年。
ついに社員として働く日が来ました。
北海道出身で上京するまでは社会人になることへの不安が大きかったのですが、東京に引っ越してからは吹っ切れたのか、ワクワクの方が大きいです。
さて、今回は就職における「大手vsベンチャー論」について、22卒として約1年ほど就活を経験した僕の考えをお伝えしようと思います。
とは言っても、まだ社会人になったばかりの僕が「大手は〜ベンチャーは〜」なんて言っても、なんの説得力もないので、
大手とベンチャーのメリットやデメリットを挙げるのではなく、頭の片隅に入れておくときっと役立つ、大前提をお伝えします。
大手かベンチャーか…答えは「会社による」
めちゃくちゃ当たり前ですが、結局これだと思います。
答えは「会社による」です。
これは保険を掛けたわけでも、考えを放棄したわけでもありません。
この「会社による」ということを念頭に置いておくだけで、自分に合ってない会社に入るリスクは減り、自分に合った企業を見つける可能性は高まります。
では、どのように「大手vsベンチャー論」に惑わされずに、自分に合った企業を見つければいいか、2つのポイントを自分の経験からご紹介します。
ステレオタイプに振り回されない
今、大手かベンチャーで悩んでいる人は、もしかしたらステレオタイプに振り回されすぎているかもしれません。
ステレオタイプとは、先入観や思い込み、固定概念のことです。
僕の友達のアメリカ人は、とてもシャイです。
僕の友達の韓国人は、辛い食べ物が苦手です。
僕は日本人だから、完璧主義者…とは言えないです。
もちろんステレオタイプ通りということも少なくありませんが、このように個人差は必ずあります。
そして、それは会社でも同じことだと考えています。
「大手は安定しているけど、使えるスキルが身につかない」
「ベンチャーは成長速度が早いけど、長時間労働が当たり前」
これはどの会社にも当てはまることでしょうか？
僕がインターンに参加した大手企業では「今は転職も当たり前、どこでも使えるポータブルスキルを身につけることが大切」と、教えてくれました。
また、fwhでは「残業はしないのが健全」と、各部署で業務改善を行っているところです。
大事なのは、ステレオタイプを信じ込みすぎず、自分の求める軸を見極め、可能性を広げることです。
なぜ「大手」「ベンチャー」がいいと思ったのかを考える
就活の軸は人それぞれあると思います。
仕事内容、給料、福利厚生、成長環境、人間関係…
ただその中に「大手」「ベンチャー」が入っている方は、少し気を付けた方がいいかもしれません。
理由は上で述べた通り「自分のイメージしている大手（ベンチャー）企業」と「目の前にいる大手（ベンチャー）企業」は、別物の可能性があるためです。
もうすでに就活の軸に「大手」「ベンチャー」が入っている人は、なぜそう考えたのか深堀りすると、ミスマッチを防げると思います。
例えば、「ベンチャー」に絞って就活している人の求めている要素（≒就活の軸）が「仕事の幅が広い」だとします。
であれば説明会やインターンで、本当に仕事の幅が広いのかを確かめるべきだし、仕事の幅が広い大手企業はないのかを考えるべきだと思います。
もちろん、就活の軸は1つではないでしょう。
いくつかの軸を持って就活した結果、結局選んだのはベンチャー企業だったとしても、単に「ベンチャーだから」と選んだ場合とでは、企業とのマッチ度に雲泥の差があると思います。
以上の2つのポイントを意識し、僕は
「マーケティングのスキルを磨ける」
「仕事の幅、関わる業界の幅が広い」
「いい人が多い（多そう）」
の3つの軸で、fwhを選びました。
もしfwhと出会わず、この3つの軸を満たす大手企業が目の前に現れていたら、僕はベンチャーにこだわらず、その企業を選んでいたと思います。
おわりに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
僕も最初は、自分には大手が向いているのか、ベンチャーが向いているのかを考えたり、友達に聞いたりしていました。
しかし、結局「会社による」ということに気づき、ステレオタイプに惑わされ、可能性を潰すことなく、本当に自分が行きたい会社を見極めることができました。
僕のこの経験が少しでも誰かの参考になれば嬉しいです。
