LPO

【第二弾LP改善(LPO)コラム】CVR向上のポイントとは?

「広告経由でアクセスはあるのに、なぜかランディングページで離脱されてしまう…」そんな悩みを抱えていませんか? 実は、広告とLPのファーストビューが噛み合っていないことが大きな原因のひとつです。ユーザーは広告で期待した情報がすぐに得られなければ、数秒でページを閉じてしまいます。本記事では、広告とファーストビューの整合性を高めることでCVRを約36%改善した具体的な施策を解説。キャッチコピーやCTA配置の工夫など、成果につながるポイントを実例とともにご紹介します。

ファーストビューで離脱されてしまう要因とは

皆さんは検索結果に出てきたタイトルに興味をもってページを開いたのに「あれ、なんか思っていたページと違うな」と感じたことはありませんか?

なぜ、そのような事が起こってしまうのか。
LPのファーストビューの文字量が多く見るのが大変だと感じた
デザインがチープに感じた
どんな商品なのかイメージができなかった
など、理由は複数あるかと思いますが「求めている情報ではなかった」というケースも多いのではないでしょうか?

その要因となっているのが、広告側の訴求内容とLPの訴求内容のズレです。
仮にユーザーが「LP制作 安い」という検索をかけた際に検索結果に出てきたタイトルが
『業界最安値〇〇円から制作可能!』という訴求だった場合、ユーザーとしては安く作れる会社だという感情でタイトルをクリックするかと思います。

しかし、LPのファーストビューでは価格に関して触れておらず『スピード納品』という訴求がメインだった場合、安く作れる会社という感情でLPに着地しているユーザーとLPの訴求内容にズレが発生してしまいます。
そうなると「求めている情報ではなかった」という状態になってしまい、離脱に繋がりやすくなります。


つまり、広告側の訴求内容とLPの訴求内容の整合性をとることによって感情のズレを抑え離脱防止へと繋げることができます。整合性を確認する指標としてMV(メインビジュアル)のクリア率を弊社では見ておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

CVR約36%増を実現した施策

では、実際に弊社で取り組んだ改善事例をご紹介いたします。

改善策①:CVRの高い広告文にあわせファーストビューに実績を追加
改善策②:ファーストビューにCTAボタンを配置
改善策③:行動を促すようなキャッチコピーに変更

上記3つの改善策に関して、詳しくお伝えしていきます。

改善策①:CVRの高い広告文にあわせファーストビューに実績を追加

配信している広告文を確認→サービスの実績を訴求した広告文が他と比べCVRが高いことを把握→ユーザーのニーズにあっていると推測し、広告文に合わせてファーストビューに実績を訴求したビジュアルを追加することでCVRが向上するのではと仮説立て

改善策②:ファーストビューにCTAボタンを配置

LPのスクロール率の確認→CTAボタンに到達するまでにユーザーの約20%が離脱していることを把握→リスティング広告メインに配信しており検索行動を起こしているため、ユーザーのテンションは高いと推測。ファーストビューにCTAボタンを配置すると離脱していた20%のユーザーをCVさせCVRが向上するのではと仮説立て。

改善策③:行動を促すようなキャッチコピーに変更

運用中LPのファーストビューを確認→情報量が多く、ユーザーの行動を促せておらずファーストビューで離脱が発生していると推測→ファーストビューの情報量を減らし、行動を促すキャッチコピーに変更することでCVRが向上するのではと仮説立て。

結果

CVR約36%増を実現。ファーストビューの情報量削減、視認性を向上させ広告文との整合性を高め行動を促すコピーにすることで、ユーザーがFVのボタンを押しやすくなったと考察。

まとめ

本日のコラムはいかがでしたでしょうか?即時CVRアップという観点で広告とLPのファーストビューの整合性についてお伝えさせていただきました。
こちらを参考に改善してみてはいかがでしょうか!

監修者:古瀬純功

free web hopeの広告運用コンサルタントとして、広告運用支援やweb解析、ダッシュボード作成を担当:Xアカウント

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